俺のためのお仕事メモ(仮) > Javaの基本メモ

Java言語の基本をざっくりとまとめてみました。


【目次】


データ型

データ型

サイズ(ビット)

表現できる値

byte8-128〜127
short16-32768〜32767
int32-2147483648〜2147483647
long64-9223372036854775808〜9223372036854775807
float32IEEE754に基づく浮動小数点数
double64IEEE754に基づく浮動小数点数
char16Unicodeで表現できる1文字
boolean-trueもしくはfalse


配列

/* 配列の宣言 */
String ary[];        //データ型名 配列名[];
int num[] = {1,2,3};   //宣言と同時に初期化も可能

/* 配列の作成 */
ary = new String[3]; //3個のchar型配列を確保
                    //この場合、配列の添字は{0〜2}

/* 配列に代入 */
arr[0] = "AAA";
arr[1] = "BBB";
arr[2] = "CCC";

/* 配列の大きさを返す */
System.out.println(ary.length);  //この場合"3"を返す。

/* 配列をコピー */
System.arraycopy(
  コピー元配列名,コピー元のコピー開始添字番号,
    コピー先配列名,コピー先のコピー開始添字番号,
    コピーする要素数 );


Javaアプリへの引数

%java myApp AAA BBB CCC ↓
このようにmyAppというJavaアプリに
AAA BBB CCC という三つの引数を渡した場合、
args[0] = "AAA";
args[1] = "BBB";
args[2] = "CCC";
のように、配列 args として mainメソッド に渡されます。


条件分岐

/* if文 */
if(boolean式){
   処理;
}else{
   処理;
}

/* switch文 */
switch(式){
   case 定数式1;
       処理;
   case 定数式2;
       処理;
  ...

   default:
       処理;
}


ループ

/* for文 */
for(式1;boolean式;式2){
     処理;
}

/* while文 */
while(boolean式){
     処理;
}

/* do-while文 */
do{
     処理;
}while(boolean式);

/* ループ制御 (break)*/
for(・・・){
     処理;
     break; //for文から脱出
}

/* ループ制御 (continue)*/
for(・・・){
     処理;
     continue; //for文を継続
}


クラス

Javaで最も基本となる構造です。
/*  パッケージ名  */
package mypackage; //複数のクラスを一つのパッケージとして管理できます。
                    //この場合、ソースはmypackageフォルダで管理します。

/*  クラス名  */
public class MyClass{
     
   /*  メンバ変数  */
   public String x;     //インスタンスから呼べる
   private String y;   //インスタンスから呼べない

   /*  メソッド  */
   public String funcA(String a){ //インスタンスから呼べる
      return a;
   }
   private String funcB(String a){ //インスタンスから呼べない
      return a;
   }

   /*  デフォルトコンストラクタ  */
   public String funcA(){
      this("デフォルト");  //thisはfuncAメソッドを示しています。
   }

}
クラスを使用するときはこんな感じ。
MyClass obj = new MyClass();  //インスタンスを生成しています。

//実際にMyClassクラスのfuncAメソッドを使ってみる。
System.out.println(obj.funcA("test"));  // "test"と表示されます。
System.out.println(obj.funcA());  // "デフォルト"と表示されます。
別パッケージ内で宣言されたクラスなどを使用する場合ためには、import を使用します。
import mypackage.MyClass;

public class Hoge{
    MyClassクラスを使用する
}


とりあえず基本はこんな感じ。
ほかにも「継承」とか「インターフェース」とかあるけど、ここでは割愛。


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