Unix系OSでは定番のエディタのひとつ「
emacs
」。
そのハゲシク基本的な使い方だけをまとめて見ますた。
コマンドで使うタイプのエディタですので、Windows系エディタユーザな人にとっては慣れるまでは多少使いにくく感じるかも。
まぁ慣れてしまえばどうってことないです(多分w)
【ここで説明する基本的な操作】
- 起動
- 終了
- カーソル操作
- 文字のコピペ(文字の選択、コピーもしくは切り取り、貼り付け)
- 文字の削除
- 検索
- 置換
- Undo
- コマンドのやり直し
- ファイルの保存
※「↓」は改行を表しています。
※「Ctrl+N」と書いてある場合は、"「Ctrl」キーを押しながら「N」キーを押す"という意味です。
※「ESC >」と書いてある場合は、"「Esc」キーを押してから「>」キーを押す"という意味です。
起動
% emacs ↓
と入力すればemacsが起動します。
"hogehoge.txt"というファイルを開きたい場合は、
% emacs hogehoge.txt↓
と入力します。
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終了
emacsを終了させます。
・終了 Ctrl+X Ctrl+C
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カーソル操作
基本的にはカーソルキーだけで無問題。
・・・なはずw
少なくとも俺の環境では大丈夫ですた。。。
動かなかった人は以下の操作でいけると思います。
・上へ移動 Ctrl+N
・下へ移動 Ctrl+P
・右へ移動 Ctrl+F
・左へ移動 Ctrl+B
・行頭へ移動 Ctrl+A ちょっと便利
・行末へ移動 Ctrl+E ちょっと便利
・1ページずつ移動 Ctrl+V 便利
・文書の先頭へ移動 ESC < 便利
・文書の最後へ移動 ESC > 便利
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文字のコピペ(一連の動作) かなり便利。むしろ重要!
これはもっともよく使う操作ではないでしょうか。
「文字の選択」→「切り取り(もしくはコピー)」→「貼り付け」の操作です。
絶対に覚えておこう。
1.まずは、コピー(切り取り)する文字を選択する
1−1.始点を決める Ctrl+SPACE
1−2.カーソルで終点まで移動する ←↑↓→
2.選択した文字をコピー(切り取り)する
・コピーする ESC W
・切り取る. Ctrl+W
3.コピー(切り取り)した文字を貼り付ける
・貼り付ける Ctrl+Y
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文字を削除
基本的にはBackspaceキーで無問題ですが以下の操作でも可能です。
・現在位置から右側を一文字削除 Ctrl+D
・現在位置から左側を一文字削除 Ctrl+H
・現在位置から行末までを一気に削除. Ctrl+F 便利
・選択した文字列を削除 Ctrl+W 便利
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検索 かなり便利。
この操作もよく使いますよね。
コピペと同じくらい重要かも。
・検索する Ctrl+S 検索したい文字列
※Ctrl+Sを連打すれば次々に検索してくれます。
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置換 かなり便利。
これ使えるとかなり便利ですよね。
・置換する ESC % 文字列 ↓ with: 置き換えたい文字列
※「with:」は自動的に表示されます。
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Undo
おなじみのUndo(やり直し)ですw
・Undoする ESC X undo ↓
※「undo」はキー入力します。
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コマンドのやり直し ナニゲに便利。
困ったときは、これを連打w
・コマンドのやり直し Ctrl+G
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ファイルの保存 重要!
ファイルの保存です。
説明の必要もないと思いますw
・ファイルを保存 Ctrl+X Ctrl+S
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