LinuxにMySQLを導入するための手順をまとめました。
手順は以下のとおり。
SJISなども難なく使えるバージョン3.23.58を使うことにしました。 ダウンロードはこちらから。
adduserコマンドなどでmysqlという名前のユーザを作成しておきます。
前もってsuコマンドでスーパーユーザになり、mvコマンドで /usr/local/src/へダウンロードした圧縮ファイルをコピーしておきます。 準備が整ったら以下のようにコマンドを入力しインストールしていきます。
cd /usr/local/src/ tar xvfz mysql-3.23.58.tar.gz cd mysql-3.23.58 ./configure --with-charset=sjis -with-extra-charsets=all --with-mysqld-user=mysql make make install ./scripts/mysql_install_db --user=mysql chown -R mysql /usr/local/var chgrp -R mysql /usr/local/var cp ./support-files/my-medium.cnf /etc/my.cnf
※ここでは各コマンドの細かい説明はしませんw
以下のコマンドでMySQLサーバを起動できます。
/usr/local/bin/safe_mysqld --user=mysql &
自動起動を行いたい場合は、 /etc/rc.d/rc.localへ上の起動コマンドを追加してください。
MySQLのシャットダウンを行いたい場合は以下のようにmysqladminという付属ツールを使うと便利です。
/usr/local/bin/mysqladmin -uroot -p shutdown
以上でインストールは完了です!
MySQL自体の格納先は以下のとおりです。
MySQLサーバ. /usr/local/libexec/mysqld コマンド類 /usr/local/bin/ ライブラリ /usr/local/lib/mysql/ .includeファイル /usr/local/include/mysql/ データベース保存先 /usr/local/var/
インストールしたMySQLサーバに対し、なんらかのアクションをしたい場合、 mysqlというクライアントツールを使えば便利です。
/usr/local/bin/mysql -uroot -p -h localhost
※上記はrootでlocalhostというサーバにログインするための方法です。
MySQLのユーザを追加します。Linuxのユーザとは別物です。
mysql> GRANT SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,DROP ON hogedb.* TO foo@'%.hogehoge.com' IDENTIFIED BY 'mypassword';
上記の例は データベースhogedbの全てのテーブルにアクセスして SELECT,INSERT,UPDATE,DELETE,CREATE,DROPする権利を hogehoge.comドメインから接続しているユーザfooさんに mypasswordというパスワードで使用させる という意味です。 これでfooさんがhogehoge.comドメインからMySQLサーバにアクセスが出来るようになります。
以上で権限の設定も完了しました!
初心者のタメにさらりとまとめてみましたが、もっと詳しい説明が欲しい人は 本家のサイトに行ってみることをオススメします。